「つる」を英語で！ | 英会話 in 名古屋弁

名古屋の英会話教室「えいごシャワー」がお届けする「英会話 in 名古屋弁」！

今回は「つる」をご紹介します！

名古屋弁で「つる」とは、標準語で「運ぶ」のことです。
（参照：名古屋弁辞典）

この名古屋弁は、大人になると名古屋弁だと自覚して使っている人も多いと思いますが、小、中、高校生の学生時代の時は当たり前のように先生や友達も使っていて、実際標準語だと思っていた、という人も多いです。

基本的な使い方は、学校の掃除の時間に教室で先生が「みんな、机後ろに下げてー」なんて言う時に「机後ろにつってー」と言います。

由来は、やはり「吊る」からきているそうで、上から吊り下げることが原義。

「もっこ」という昔の運搬用具を運ぶ作業、（前後二人で担いで持ち上げ運搬する共同作業）を「つる」という言葉で表していたそうです。

本来は、二人以上でないと「つる」と使わなかったという話もありますが、現代では机も個人用が増え、ひとりでも「つる」ことができるようになったとのことです。（参照）

ちなみに「荷物をつる」などとは使いません。ニュアンスは「運ぶ」に近いのですが、机やいす、家具、例えばタンスなどには「つる」と使いますね！

名古屋弁の「つる」は、標準語で「運ぶ」という意味なので"Carry"です。

例）はよ、机つってりゃー！

＝＞Hurry! Carry the table!

（例文参照：名古屋弁辞典）

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