
今回、名古屋校の英会話レッスンで習ったフレーズは、
”I really admire my …”
“I really respect my …”
“I look up to my …”
という自分の周りで尊敬している人は誰ですか?
という問いに対してこのフレーズを使って両親、友人、先生などを例文にあてはめて
会話を広げていきました。
そこで”admire”, “respect”, “look up to”の意味やニュアンスの違いが気になったので、調べてみました!
admire
“admire”…賞賛する。すごいと思う気持ちで~を評価する。~を見事だと思う。
語源が、ad(~の方へ)+mire(すごい:奇跡/miracleと同語源)だそうで、
「~に対して奇跡のような気持ちを寄せる」という意味とのことです。
日本人でも最近「リスペクト」という言葉をよく使うのを耳にしますし、僕も使うことがありますが、日本人がよく使っている「リスペクト」は、どちらかというと”admire”のニュアンスに近いらしいです!
例えば「イチローってすごいよね!ほんとリスペクトだわ!」のような(かっこいい、憧れる、ファンのような)「尊敬」の気持ちは英語では”admire”の方を使うそうです。
respect
“respect”…尊敬する。高く評価される価値があると思う。敬意を払う。
語源が、re(再び)+spect(見る)=「二度見する」「振り返る」という意味があり「軽く見ていない」という意味合いも根っこにあり、「高尚な存在として尊敬、敬意を払う」という意味らしいです。
特に、「先生」や「上司」などを「尊敬する」のにも使われますが、"admire"が好意を表すのに対し、"respect"は「好きであるかどうか」は関係ないとのこと。
日本語でも「尊敬する」ことと、「好きである」ことが必ずしも一致するわけではないですしね!
一方で、友人などに"I respect you."というと、"お前ってホントすげぇやつだよな"のようなニュアンスにもなります。
友人に"I admire you"というと、ちょっと大げさになるかもしれません。
look up to
“look up to”…~を尊敬する。見上げる。仰ぎ望む。
"look up to"は「下から見上げる」から転じて「尊敬する」となります。
意味は"admire"と"respect"のどちらにも近いのですが、"I look up to my mother."のような例文があるので、どちらかといえば"admire"のほうが近いようです!
まとめ
“admire”…賞賛する。すごいと思う気持ちで評価する。
“respect”…尊敬する。敬意を払う。
“look up to” …尊敬する。見上げる。
今回調べてみて、普段使っている英語でも、実は少し変わった意味で使われている言葉がもっとあるのかもしれないな、と思いました。
そういった面が見えてくるのも、英語の面白いところですね!